有益な情報源 | 個人ブログの差別化 | 結論 | 著者について

要約:Googleのアルゴリズムは進化し続けており、ユーザーに価値ある情報を届けることを重視しています。【個人ブログ】で成功するためには、読者第一の視点で、専門性を活かした質の高いコンテンツを作成することが重要です。得意分野に特化し、読者との対話を通じて信頼関係を築くことで、差別化を図れます。

みなさん、2024年に起きたGoogle検索アルゴリズムの情報流出、覚えていますか?

この大きな出来事で見えてきたのは、Googleが本当に役立つ情報を届けることに、これまで以上に力を入れているという事実(本当?)。

この変化は、「質の高いコンテンツ」を提供できるサイトには追い風となる一方で、これまで以上に戦略的な取り組みが必要になってきました。「質の高いコンテンツ」とはなんぞ?って感じだけど。

私自身、特化型個人ブログを運営していますが、この最新のアルゴリズム変更を踏まえて、どうすれば個人ブログがGoogle検索で生き残れるのか、じっくり考えてみました。

生き残るの定義は、「ブログでお金を稼げる」ではなく、「自分の意見やアイデアを誰かに届けられる」です。ブログでお金を稼ぎたい方は、ここで離脱。ファミマでバイトした方が早いと思うよ。

FUJIFILM X-T1で撮影

これから、SEO対策・コンテンツ制作・差別化戦略という3つの視点から、具体的な戦略をお話ししていきます。私の独自アイデアではなく、惜しげもなく知識を披露してくれているプロの考えを自分なりにまとめたものになります。

この記事でのSEO対策は、「Search Engine Optimization」ではなく「せっかく いい記事書いたから 多くの方に読んでほしい(泣きながら訴える、、、)」です。

よかったら、読んだ感想などをコメントいただけるとうれしいです。「つまんない」「ゴミブログ」とかでもいいですよ〜♪

Google検索アルゴリズムの現状

衝撃的だったのは、2024年5月のGoogleの社内文書流出1でしたね。 この流出で、ブロガーが長年気になっていた検索アルゴリズムの秘密が、いくつか明らかになりました。

特に注目すべきポイントを簡単にご紹介すると

  • サイトの信頼度を示す「siteAuthority」という指標の存在
  • 実際のユーザーの行動がランキングに影響する「NavBoost2」システム
  • 健康や金融などの重要な情報(YMYLコンテンツ)に対する特別な評価基準
  • サイトの専門性を測る「テーマ性指標」の存在
  • 個人サイト・ブログを見分けるための仕組み3
  • リンクの質を3段階で判定する評価システム

などなど。

ざっと把握するのにちょうどいい動画(10分くらい)↓

ちなみにGoogleが「宝物のようなサイトを見つけ出す」とか言ってるけど、月間PV10万以上とかある程度のボリュームから探してんじゃないかな。弱小ブログは、宝物に入ってないと思う。

個人ブログへの影響

Googleは日々進化を続けています。その目標は一貫していて、ユーザーが本当に求める価値ある情報を届けること4

特に印象的だったのは、2023年3月に行われた約13日間のコアアップデート。このとき、E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)がより重視されるようになりました。

つまり、専門性や権威性の高いサイトが優遇される傾向が強まってきているわけですね。個人ブログを運営する方にとって、コンテンツの質を高めることがますます重要になってきたというサイン。

とはいえ「コンテンツの質を高める」=「専門性や権威性の高いサイト」ではありませんよね。結局、個人ブログはどうしたらいいのかわからないアップデートだった、と感じています。

継続的な学習と対応

Googleの検索アルゴリズムって、まるで生き物のように日々進化を続けている。そのため、私たちブロガーも常に新しい情報をキャッチアップして、自分のブログに活かしていく必要がありますね。

効果的な情報収集には、いくつかのコツがありそうです。私が特に重要だと感じている方法をご紹介します。

まず一番確実なのが、Googleからの直接的な情報収集です。Google Search Central Blog5をチェックして、アルゴリズムの変更点やSEOに関する最新情報をキャッチする。これが基本中の基本ですね。LinkedIn6でも情報発信しているのでそちらもチェック!

それから、信頼できるSEO関連の書籍やWebサイトもとても役立ちます。ここで得た知識やノウハウを、自分のブログに活かしていくわけです。

信頼している情報源

ブログの先生は登場しません。動物もいません。

書籍

  • 論理が伝わる 世界標準の「書く技術」(倉島保美)
  • まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書(阿部 幸大)
  • 論文の教室 レポートから卒論まで(戸田山 和久)
  • リサーチのはじめかた ――「きみの問い」を見つけ、育て、伝える方法(トーマス・S・マラニー/クリストファー・レア/安原和見)
  • 迷走しない!英語論文の書き方 秘密は「構造」作りにあり(ヴァランヤ・チョーベー)
  • 問いの編集力 思考の「はじまり」を探究する(安藤昭子)
  • 問題解決の全体観 上巻 ハード思考編(中川 邦夫)
  • 「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策(今井むつみ)

私のお気に入りのツイートをまとめてあります。▶︎ レビュー記事を書くときに大事なこと:まとめ

思い出したら追加

記事

動画

イケメンですね〜

平さんは話し方が知的な感じよね

雨と東京さんの動画はいつも面白いですが、宮田さんがでている回はすごく学びが多い。

お酒飲まないのでよくわからなかったけど内容は納得!運転が下手な人の助手席に乗ってても操作できるサイトって感じかな?

バズ部さんの動画はどれも学びがありますが、この川添さんがでている回は何度も見返しました。

俺の最高

北方謙三先生のような方でも1日20時間文章を書いているわけだ。私のような凡人はもっと書かなくてはね。北方さんの作品で最も読んだのは「史記 武帝紀」。何度読んでも泣けますね。

「ブログを書く時間がない!」は甘え。自分に負けそうな時はこの動画を見ます。

明るく元気に健康SEO!


ブログを続けるメリット

ブログを継続することで得られるメリットも、実はたくさんあるんですよ。

例えば、

  • コツコツと質の高い記事を書き続けることで、検索エンジンからの評価が上がり、アクセス数も自然と増えていくこともあります。
  • ブログを通じて収入を得られる可能性も、ほんの少しだけあります。
  • 文章力や情報収集能力など、自分自身のスキルが確実に向上します。
  • 同じ興味を持つ仲間との出会いも生まれやすいらしい(個人的にどうでもいい)。
  • 何より、自分の考えや経験を発信できる場として、とても価値があります。

このように、継続的な学習と実践を組み合わせることで、ブログはどんどん進化していきます。進化はするけど、評価されるかは別問題なのが辛いところよねぇ。

と、ここからは少し真面目な話。

特化ブログを運営していて、だいぶ知識がついてきました。そこで、私は、redditへの投稿やコメント返しを始めました。海外の方より詳しいこともありますからね。

そうすると、海外メーカーさんからインタビューのようなものが来るようになりました。「日本市場で売れるかな?」「どういうのが売れてるの?」「商品を実際に使ってもらって、日本市場攻略に必要な要素を教えて欲しい」などなど。

さらに、これをコンテンツにしたら、「コンタクト取りやすいのでは?」と考えUPWORKに登録しました。そこで、メーカーさんのオウンドメディアライターの仕事を得ました。1記事あたり120ドル程度。

Amazon製品ページのよくわからない日本語を綺麗な日本語に直す仕事もそこそこやりましたね。

個人ブログの差別化戦略

大手サイトと比べると、私たち個人ブログは情報量や資金力で太刀打ちできないことも多いですよね。でも、それは決してマイナスではありません。むしろ、個人だからこそできる独自の戦略で、しっかりと差別化を図ることができるんです。

今日は、私が実践している2つの差別化戦略をご紹介します。

得意分野に特化する戦略

まず1つ目は、ニッチな分野、つまり自分の得意分野に特化する方法です。これって、大手企業があまり手を出さない、でも確実にニーズがある分野で輝けるチャンスらしい。とはいえ、ニッチな分野もだいぶ消滅しているような気がしますが、話を続けましょう。

特化型ブログのいいところは

  • 専門性や信頼性が自然と高まっていく(自然とは無理)
  • 検索からの訪問者が増えやすい(増えなくなった)
  • 収益化もしやすい(ほぼ無理)

ただし、注意点もあります。

  • その分野について深い知識が必要(当たり前だ〜)
  • 記事のネタ探しに時間がかかる(ネタがないならやるな!)
  • 一般的なニーズとずれる可能性も

コミュニティづくりを大切に

2つ目は、読者さんとの関係づくり。これが実は、個人ブログの最大の強みになりえます。

とはいえ、人と関わるのが嫌でブログ書いてるのにコミュニティなんてね、と個人的には思ってます。

コミュニティには、掲示板やQ&Aサイト、SNSなど、いろんな形があります。こうしたコミュニティづくりのメリットって、実はたくさんあります。

  • 読者さんとの信頼関係が深まる
  • ブログのイメージアップにつながる
  • 読者さんの生の声が聞ける
  • 効果的な情報発信ができる
  • サービス改善のヒントが得られる

そうそう、SNSの活用も効果的ですよ。実は、企業の約8割が、SNSでのコミュニティづくりに期待を寄せているんだとか。個人ブログでも、同じように活用できるはずです。

最近は、reddit、LinkedIn Pulseなども使って記事を効率的に拡散したり、海外の読者さんにも発信したりできるようになっています。

大切なのは、これらの戦略を「自分らしく」実践すること。無理に誰かの真似をする必要はありません。自分の強みを活かしながら、少しずつ実践していけば、道は開けるかも。

結論

みなさん、ここまでお付き合いいただき、ありがとうございます。2024年のアルゴリズム流出は、私たち個人ブログ運営者にとって、ちょっとドキドキする出来事でしたよね。

でも、これを機会に「じゃあ、どうやって進化していこうか」と前向きに考えることで、新しい可能性が見えてきたのではないでしょうか。

ここで、私たちができることを、もう一度整理してみましょう。

読者第一で考える

Googleのアルゴリズムって、実は私たち読者のことを第一に考えているんです。「この情報は本当に役に立つのかな?」「読者さんにとって価値があるかな?」そんな視点で記事を書いていくことが、結果的にGoogleからの評価にもつながっていきます。

専門性を磨く

特にE-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)は、これからますます重要になってきます。健康や金融など、生活に直結する情報を扱う場合は、なおさらですね。

自ブログの立ち位置を知るのに以下のツールが役立つかもしれません。

ドメインパワー計測ツール:ドメパ!!

コンテンツの質にこだわる

「読みやすさ」「分かりやすさ」「信頼性」。この3つを意識しながら、丁寧に記事を作っていきましょう。読者さんの「なるほど!」という反応が、実は最高の評価指標なんです。

得意分野で勝負する

競合の少ないニッチな分野。そこで自分の専門性を活かすことで、独自の存在感を示すことができます。

自分らしさを大切に

他のブログにはない、あなただけの視点や経験。それこそが、最大の差別化ポイントになるんです。

コミュニティを育てる

読者さんとの対話を大切に。そこから生まれる信頼関係が、ブログの成長につながっていきます。

そうそう、大切なことを一つ。Googleのアルゴリズムは、これからも進化し続けます。でも、焦る必要はありません。最新情報をキャッチしながら、自分のペースで着実に改善を重ねていく。それが、長く続けていくコツだと私は考えています。

SEO対策って、実は読者さんとの信頼関係づくりなんです。テクニックや戦略も大切ですが、最後は「読者さんにとって価値ある情報を届けたい」という思いが、すべての基本になるのではないでしょうか。

みなさんも、この記事を参考に、ぜひ自分らしいブログ運営を見つけていってください。そして、その過程で気づいたことや経験したことを、また共有していただけたら嬉しいです。

私たち個人ブロガーの可能性は、まだまだ広がり続けていると信じています。一緒に成長していきましょう!

きみはだれ?

みなさん、自己紹介が遅くなりました。この記事を書いている京寺美里(きょうでら みり)です。実名で活動している平凡なブロガーです。2009年からブログを始めて、紆余曲折しながら今に至ります。

ブログとの出会い

わんこ

きっかけは、我が家にやってきたわんこでした。「成長の記録を残したいな」という単純な思いから、Joomla!でブログを始めました。その後WordPressに移行して、ブログの世界にどっぷりハマっていきました。

2018年から2019年頃、アウトドアギアを紹介するブログを運営していました。その際、試しにふるさと納税に関する記事を作成したところ、12月の確定額が約180万円に!長野県小谷村などが提供していたモンベルの商品券(寄付額の50%が返礼される)が人気を集めたことが要因のようです。

その後、ブログの売却を希望する問い合わせが複数件あり、ブログを売却しました。しかし、購入者は関西弁で非常に高圧的な人物だったため、早く関係を絶ちたく、相場より安く売ってしまいました〜(泣)。

その後、ふるさと納税の返礼率が改定されたため、結果的には良いタイミングで売却できたと考えています♪

ブログを売ったお金で雑木林を購入しました。今は、自分用のキャンプ場みたいに使ってます。

現在のブログについて

「特化型個人ブログを運営している」と言いながら、実は毎年30万円ほどの赤字です(笑)。でも、これには理由があるんです。防災系のブログを運営しています。

読者の皆さんから質問の多い製品は、可能な限り実際に購入して検証しています。だから赤字なんですよね。最近は、検証用の冷蔵庫を買いました。でも、サーバー代やドメイン代はそれほど負担にならないので、続けられています。

メーカーさんとSNSキャンペーンなども行っており、楽しく活動しています。

AIとツールとの付き合い方

みなさん、最近は「AIツールを使わないとブログ運営できないの?」って心配になりませんか?実は私、かなりアナログな方法で運営しています(笑)

AI活用について

本業ではClaudeとGemini Advancedに課金して活用していますが、ブログではごく控えめに。「このテーマについて、もう少し違う視点はないかな?」というときに相談する感じです。AIは便利な道具ですが、あくまでも自分のアイデアを広げるためのパートナーという位置づけですね。

アクセス解析ツール?それも勘です!

「GRCやGA4、サーチコンソールを駆使して…」なんて言えたらかっこいいんですが、実は私、ほとんど使っていません。代わりに大切にしているのは、読者さんとの直接的なやりとり。

ブログやXに寄せられる質問って、その時々の読者さんのニーズを直接教えてくれる宝物なんです。「これって、どうなの?」「あれはどう思う?」…そんな声に応えることで、自然と記事のテーマが決まっていきます。

グローバルな情報収集も

面白いのが、redditの活用法。海外の掲示板って、新鮮な議論や意見がたくさん飛び交っているんです。興味深いテーマを見つけたら、まず調べて、日本語のブログと英語のredditの両方に投稿。これが意外と、記事の幅を広げてくれています。

結局のところ、大切なのはツールの数じゃなくて、読者さんの「知りたい」に応えること。私なりの方法で、それを実践しているというわけです。

それでは、私の好きな曲でお別れです、チャオ!

脚注

  1. Google検索のランキングシステムのソースコードが流出!? ↩︎
  2. Navboost(ナブブースト)とは? ↩︎
  3. SmallPersonalSite ↩︎
  4. Google 検索を支える AI 技術 ↩︎
  5. Google 検索セントラル ブログ ↩︎
  6. Google Search Central(LinkedIn) ↩︎